初めてのお部屋探しの場合、どこをチェックすればいいのか分からないと思います。100%自分の希望に合ったお部屋を探すことは難しいですが、出来るだけ失敗したくありませんよね。築年数・間取り図だけでは分からないことが多いので、住んでからこんなはずではなかったのに…となってしまわないよう必ず内見しましょう。
内見時に確認したいポイント~室内~
- 日当たり
- 騒音
- 広さ
- 電圧
- 収納
- 設備
- コンセント・テレビ・電話端子の配置や数
- 天井のシミ
- ベランダ・バルコニー
- 水回り
- バスルーム タイルにひび割れはないか、シャワーの水圧と排水口が詰まっていないか。洗濯パンの有無。
- キッチン シンク下の配水管やホースの耐久性、水圧や水の色。
- トイレ 給水管から水漏れしないかどうか。流した際にどれくらい水が流れるか。また、実際に座ってみるのもいいでしょう。
- 元からある汚れや傷
家の向きが違えば、時間によって室内に入って来る日差しも変わってきます。窓の大きさ・周辺の環境にも影響されますので、同じ条件でも感じ方が違います。
壁が薄いと隣の人のちょっとした話し声も聞こえます。駅や大通りが近いと外から騒音が聞こえてくる可能性があります。また、自宅一階や近くに飲食店などがあると、夜遅くまで騒がしくて眠れない…という場合もあります。周辺環境も含めて騒音チェックが必要です。
家具がどれくらい置けるか、どこに置けるか、ドアの幅が狭くて家具が入らない…といったこともありますで、事前に必要最低限のサイズを調べて内見で問題ないかメジャーで測るようにしましょう。
また、面積が同じでも、窓の大きさ・天井の高さ・仕切りの有無などによって体感の広さも変わってきます。
ブレーカーの電圧をチェックするようにしましょう。アンペア数によって同時に使用できる家電数が変わってきます。かといって、多すぎてもお金がかかってしまいます。一人暮らしの場合、30Aが最低限必要だと言われています。
奥行や高さなどどれくらい入りそうか、何を入れるか想定して確認しましょう。また、カビの生えやすいポイントでもありますのでチェックを忘れずに。
エアコン、照明、インターホン、コンロなど必要だと思う設備は、自分の生活スタイルに合わせてリストアップしてチェックするようにしましょう。一人暮らしの場合、宅配ボックスがあると便利です。
コンセントの数が足りず、思うような家具配置が出来なかったり、タコ足配線だらけになってしまうことも…
天井にシミがあるということは、過去に雨漏りしている可能性があります。
一階以上のお部屋でも近くに台に出来るものがあれば防犯性は低くなってしまいます。また、周辺の建物から部屋がどれくらい見えるのかも確認しましょう。また、窓の立て付けも実際に開閉してみて下さい。
バスルーム、キッチン、トイレと生活に欠かせない水回り。シャワーの水圧をはじめ、さまざまなチェックポイントがあります。水回りチェック時に、換気扇なども実際に動かして音など確認しましょう。
壁紙が変色したりはがれたりしている、床に目立つ傷があるなど確認しましょう。入居前に修理してもらえるのかも確認するといいでしょう。
内見時に確認したいポイント~室内以外~
内見時に見ておくべきポイントは、室内だけではありません。
- マンションの共有部分
- 周辺環境
- 駅から実際に歩いて何分かかるか
共有部分が綺麗でない場合、住民のモラルや管理会社の目がきちんと行き届いていない可能性があります。エレベーター、廊下、ゴミ捨て場などをチェックするようにしましょう。
生活に欠かせない、スーパー・コンビニ・銀行・病院など自分が必要だと思う施設があるか確認しておきましょう。また、駅が近く飲食店が多い場所は便利な分、夜遅くまで人がいたり酔っ払いが寝ていたり…と治安が悪かったり汚臭や騒音に悩まされてしまうことも。
基本的に徒歩の所有時間は、1分=80mで算出されています。信号待ちや駅舎~改札~ホームまでの区間で予想以上に歩くなどの時間は考慮されていません。自分の足で確かめる必要があります。
終わりに
想像以上に見るべきポイントが多く感じたのではないでしょうか?一度引っ越してしまうと簡単には転居できませんので、お部屋選びは慎重にしましょう。自分の求める条件の優先順位を付け、相場やその土地のことを事前に知っておくことも大切です。実際に生活する事を想定しながら内見するのが理想的です。