先日も新潟で震度6弱を観測しましたが、日本では頻繁に地震が発生してしまうのが現状です。
賃貸にお住まいの場合は原状回復が原則ですから、地震対策ができない!と心配されている方も多いのではないでしょうか。
そこで賃貸でも出来る部屋を傷つけずに出来る地震対策をご紹介していきたいと思います。
転倒防止の突っ張り棒
家具などを組み立てていると釘で壁に固定するという説明文をよく目にしますよね。
しかし賃貸の場合は壁に穴をあけることは出来ないので泣く泣く家具転倒の対策は出来ず・・・という場合が多いようです。
そこで役に立つのがポール式(突っ張り棒)です。
天井と家具の間に垂直に設置するのがポイントです。
斜めになっていては意味がありませんので、正しく設置するように心がけましょう。
天井が弱い場合は間に板を挟むことで天井の凹みや突抜を解消できます。
貼るだけ簡単吸着マット
テレビやパソコンのモニターなども地震の際は倒れやすく、倒れてしまうと液晶が割れてしまい故障してしまうのは勿論大変危険です。
貼るだけで簡単に転倒防止できる吸着マットがおすすめです。
とっても吸着力が強いのでちょっとやそっとの事じゃ外れません。
吸着力が凄すぎて、パソコンのモニターを再設置するのに骨が折れるほどです(体験談)
1枚では弱いので、四隅に設置したり、大きい場合はさらに枚数を増やして設置するといいでしょう。
キャスター家具は対角にロック
賃貸でよく利用されているのが移動できるキャスターですね。
ロックせず利用している方は気を付けましょう。
ただし4か所全てロックするのはNGです。
実はキャスターの対角をロックすると転倒防止できるそうです。対角と言っても前2つ、後ろ2つのパターンは簡単に転倒してしまうので気を付けましょう。
家具の配置に気を配る
家具が倒れた際逃げ道が確保できる家具の配置になっているでしょうか?
ドアの前などに倒れやすい家具を配置してしまうと、逃げ道を確保することが難しくなってしまいます。
逃げ道となる場所付近には転倒しやすい家具や、移動しやすい家具を設置するのは避けた方がいいでしょう。
また、眠りにつくベッドや寝具の近くに棚などを置いていませんか?
地震の際に自分自身に転倒してしまう可能性が高くなります。
どうしてもベッドなどの隣に配置したい場合は並行に並べることで転倒のリスクを軽減することができるのです。
備えあれば患いなしの備蓄品
日本に住んでいる限りいつ被災者になってもおかしくはありません。
日ごろからきっちりと水や食べ物を始め、地震に備えておくことがとても大事なことです。
- 水
- インスタント食品、缶詰
- 懐中電灯
- ラジオ
- モバイルバッテリー
- スリッパ
などなど備えておけば少し安心ですね。
最後に
賃貸でも出来る地震対策をご紹介しましたが、いかがでしたか?
なかなか壁に穴をあけることが出来ないので、耐震グッズを組み合わせて利用していきましょう。
ご紹介しているほかにも便利なグッズがありますので、ぜひ調べてみてくださいね。