2022年5月13日

趣味の「DIY」でお家をセルフリノベーション!快適な暮らしを実現!

最近はおうち時間を楽しむ趣味として「DIY」を楽しむ方が増えていているようです。家具のちょっとした修理、装飾などはDIYでやってしまうという器用な方も多いのではないでしょうか。そしてその延長で中古物件や中古マンションを購入して自分たちでリフォームやリノベーションに挑戦する方もいらっしゃるでしょう。自分好みに仕上げた物件は愛着が沸きますし、そして何よりも費用を抑えられるのがメリットです!しかし、DIYで大規模なリノベーションを行うことは、決して簡単ではありません。 今回は、「セルフリノベーション」について、特徴や注意点をまとめました。

DIY

セルフリフォームの魅力とは

一番は自分好みに仕上げることができる

専門業者に依頼した場合、完成形が事前のイメージと違ってくるリスクがありますが、セルフリノベーションだと、自分のイメージ通りに仕上げることができます。

費用が抑えることができる

材料費、人件費、設計費など、業者に依頼すると費用が高額になる場合が多いですが、セルフリノベーションとなると必要な費用は材料費だけなので、費用を抑えることができます。

手軽にセルフリノベーションできる場所をご紹介

壁紙を張り替える

壁紙は面積が大きいためお部屋の印象がガラッと変わります。一面だけ張り替えるだけでも、一気にお部屋の雰囲気が変わります。壁紙の種類も豊富にあり、シール状になっているものや簡単に剥がせるもの、さらに今張ってある既存の壁紙の上から直接塗るタイプもあります。

天井を張り替える

天井も、お部屋の中で多く視界に入る場所であるため、張り替えることでお部屋の印象を大きく変えることができます。素材も上記のような壁紙タイプと同じもので楽しめます。

床をフローリングに変更する

床も自分好みのフローリングに張り替え可能です!床の上に張り付けるタイプのものや、上級者の方には本格的に畳からフローリングにチェンジするのはいかがでしょうか。見違えるほどお部屋の雰囲気が変わりますよ。

トイレをタンクレス風にする

トイレやタンクを変更するのではなく、木材やプラスチック段ボールで枠組みを作り、その上にシートなどを貼ることで、トイレをタンクレス風にセルフリフォームすることができます。手軽にトイレのイメージをおしゃれに変えることができます。

窓を2重窓にする

既存の窓に木材やプラスチック素材の枠を取り付けて、ポリカーボネート板で内窓にすることで、2重サッシができます。特にオススメなのが小窓です!自分で木枠を作り木枠の周りには隙間テープを張り付けます。そして、ポリカーボネート板の代わりに結露シートを張ることで2重窓として結露防止できます。ただし、開閉したい窓には工夫が必要です。ホームセンターやインターネットには材料が揃ったキットも販売されていますよ。

セルフリノベーションを成功させるポイント

どこまでリノベーションできるか計画・設計を立てる

壁紙や天井など表面のみを替えるのか、または、壁・天井・床を一旦壊して、大幅なリフォームを加えるのかなど改装計画を立てておきましょう。

リノベーションのスケジュールを立てる

引越しを伴う場合のリノベーションにはしっかりとしたスケジュールを立てておく必要があります。いざ入居しようと思った時に生活できるレベルぐらいにはしておきたいですね。

必要な材料・費用・技術が必要か把握する

どこで材料を仕入れるのか、どのくらいの費用が必要か、どこまで専門的な技術が必要なのか最初から把握しておくと安心です。

工事の騒音によるご近所へのマナーを守ろう

どんな工事をするにしても騒音が出ます。特にマンションの場合は両隣、上下階の方には挨拶に伺いましょう。また、早朝夜間の工事は迷惑行為となりますので、絶対に避けましょう。

注意点

専門の工事は資格が必要

電気・ガス・水道の工事を行うには実は資格が必要なのです。知らずに素人が触ってしまうと命に関わる事故が起きかねません。配線を間違えてしまって火事になってしまったり、感電やガス中毒を起こしてしまう恐れもあります。国家資格も含み、簡単にできるものではありませんので、ここはきちんとプロにお任せするようにしましょう。

時間や労力がかかる

仕事をしながらセルフリフォームを行う場合、土日しか作業する時間がとれず、工期が長引いてしまう恐れもあります。また、重い材料を運んだり、中腰など無理な姿勢で作業をする場合もあるでしょう。完成させるためには、そういった作業に耐えうる体力が必要です。

不具合が起きる可能性がある

一戸建ての場合、大規模なセルフリノベーションを行う場合、家の構造が崩れて耐震性に問題が起きる可能性があります。壁や柱を取っ払う場合などは、きちんとプロの意見を伺いましょう。

工具費用も見ておきましょう

綺麗な仕上がりや効率よく作業するには、専門的な工具も必要です。しかし、専門的な工具は意外に高価なものもあります。安さを求めてセルフリノベーションを始めたものの、材料や工具などで高くつく場合もあります。

マンションの場合は管理契約を要確認!

戸建ての場合は気にする必要はありませんが、マンションの場合はいくら購入したといえどルールがあります。マンションには管理規約がありもちろん禁止事項が存在します。禁止事項に違反してしまうとトラブルになりかねません。もっと最悪な場合はマンションを追い出されてしまうこともありますので、不安な場合は管理組合に相談してから工事を始めるようにしましょう。

お部屋

まとめ

いかがでしたでしょうか?
自宅をセルフリノベーションするのはとてもワクワクしますよね。でも、行き当たりばったりで進めてしまうと後々後悔したり、不具合になってしまう可能性もあります。本やインターネット等を参考にしたり、自分でできる所と専門業者に依頼する所を見極めて作業するとイメージ通りに仕上がるかと思います!まずは計画を立てて、セルフリノベーションを楽しみながら作業していきましょう!