家を売りたい、住み替えをしたいけれど「住んでいる家は売れるのか?」「家を売却するには何から始めたらいいか分からない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
初めて家・不動産を売却したい!と思ったとき、「今が売り時なのかな」「もっと適切な時期があるんじゃないの」といったことが頭をよぎるかとおもいます。せっかくなら、ちょっとでも高く、上手に不動産を売却しませんか?今回は初めて家を売却する際の疑問や不安を解決できるように、そして売却希望額にちょっとでも近づけるように、時期や仕方・考え方をご紹介します!
もくじ
家を売却しやすい時期ってあるの?
一年中、不動産の取引はされていますが、売り出してもなかなか売れないと心配になってきますよね。すぐに売れる!には狙い時期があります。
人が動く時期が狙い目!
不動産の売買や賃貸が動く時期としてよく言われるのが1月〜3月、そして9月〜11月の人が動くシーズンといわれています。子どもの入学や進学、就職や転勤などに合わせて住まいを探す人が増えるからです。また、賃貸住宅の更新をするタイミングでマイホームを持ちたいと考える人もいるので、需要が多くなる傾向になり売れやすい時期といえます!
景気動向、税制改正などをチェック!
世界中がコロナ禍の影響により、経済の先行きが不透明な現在。収入が減る人も多いようですが、家を買うときには住宅ローンを借りる人が大半なので、家を購入する事を検討している人にとっては低金利になりつつある今は家を売買するにはメリットではないでしょうか。
また、ローン残高の最大1%が所得税などから10年間控除される住宅ローン控除。消費税増税時(2020年10月)の特例で2020年12月末の入居まで控除期間を3年間延長されましたが、さらに2年間延長しようと与党内で調整され、年末の2021度税制改正に盛り込まれる見込みのようです。新築住宅だけでなく、適用条件はありますが中古住宅でも減税の対象になるので、こちらも家を売買するのを検討している人にとっては追い風になるのではないでしょうか。住宅ローン控除について詳しくはこちら>>国土交通省ホームページ「住宅ローン減税」でしっかり確認して下さいね!
時期や価格が希望通りに売れるための準備とは?
家を売却することは、衣類や食べ物と違って思い立ってすぐに売れるものではありません。価格面でみても高額なので様々な手続きが必要です。売却を決めてから実際に引き渡しをするまでは一般的に3〜6か月程度必要です。意外と時間がかかるので少しでも高くそして早く売却したい!と思う方に売却する前の準備をご紹介します!
まずは、家を売るための流れを把握する
相場を調べる
自分の家がどれくらいの価格で売れるのかとても気になりますよね。国土交通省の『土地総合情報システム』を使えば、実際に取引されている価格を調べることができます。大体の価格を把握しておくだけで資金計画が立てやすくなります!自分でだいたいの相場を調べた後は、きちんと専門の人(不動産会社)に査定してもらいましょう。
買ってくれる人を探す
不動産会社に仲介を依頼して買い手を探してもらう、もしくは不動産会社に買い取ってもらう方法があります。どちらも不動産会社を介すのですが、必要経費や手数料が違ってきますので十分に理解してから依頼しましょう。
物件を売り出す
不動産会社と契約が済んだら、いよいよ物件を売り出します。多くの内覧者に来てもらえるようにネットや折り込みチラシで広告すると効果的ですが、近所に家を売却する事を大々的に知られたくない方はネットや広告の公開を不可にする事もできます。
内覧者の対応
内覧者に物件を気に入ってもらえるように、印象よくするポイントがあります。後ほど高く売る方法で詳しくご紹介します!
買い手が見つかったら契約を交わし物件を引き渡す
売買契約と引渡の間に1ヶ月ほどの時間を要します。売主・買主・不動産会社・金融機関の担当者を交えて決済が完了したら、同日のうちに不動産の現地に赴き不動産の引渡しが行われます。
高く売れる方法ってあるの?
内覧時に第一印象が良くなるよう部屋を演出すること!買い手の立場になったとき、古くても明るく清潔なお部屋であれば、そこでの暮らしを思い描いてもらえやすくなります。それでは、内覧のときに気に入ってもらえるための方法をご紹介します!
ホームクリーニング
衛生的かどうかを判断されるポイントは、水回りです。シンクやバスルーム、洗面所、トイレなどの水回りは、特に念入りに掃除しておきましょう。そのほか、床に物を置かないよう、余分な物は片付け、家の中を明るく見せるために、窓や網戸をきれいに拭いておきましょう。
ホームステージング
ホームステージングとは、インテリアや家具、小物などをセッティングして、モデルルームのように部屋を演出する方法のこと。間取りや空間にあわせた家具や小物でコーディネートするので、その部屋の魅力を最大限に引き出すことができます。室内写真をネットや折り込み広告に使う場合が多く、内覧希望者を増やす効果があります。
リフォーム
汚れたり、傷んだりした壁紙や水回り、傷ついたフローリングなどをリフォームすることによって新しく見せることも効果的です!しかし買い手が部屋を自分好みにリフォームすることを希望する場合もありますので、売却前にリフォームをする際は、よく検討しましょう。
まとめ
家を売却する時期や準備についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
家を売り出してから早く、そしてなるべく高く売るためには意外に準備と時間が必要です!売却を決めてから、実際に引き渡しをするまでは一般的に3〜6か月程度みておかないといけません。いつが売りやすい時期かを見極めながら計画していきたいものですね!
なお、ヤマダ不動産でも家・不動産を売却検討されている方のご相談も承っております。ぜひ、お近くのヤマダ不動産までご連絡ください。お待ちしております。