2020年7月9日

賃貸で隣人の生活音が気になる・・トラブルになる前に未然解決!

毎日暮らす家やマンションの部屋の中は落ち着けるように【静音】であって欲しいのは、当然誰でも思いますよね。
逆に自分の住まいなのだから、何も気にせず自由に暮らしたいとも想うはず。
そこで、今回は賃貸マンションに的を絞って【騒音】についてご紹介していきます!
誰もが快適な毎日を過ごせるように、騒音の原因や未然に防ぐ方法を一緒に見ていきましょう。

騒音の原因

マンションの居住トラブルで生活音に関する事がもっとも多く、事件に発展してニュースでも取り上げられていますよね。そもそもご近所トラブルが起きる原因は・・住民のモラル低下や感覚のズレ
子どもの騒ぎ声や楽器の演奏、深夜や早朝の大きな音が、生活する時間が違ったり、家族構成の違いで騒音に感じてしまうのです。ただ、普通に生活しているだけなのに、時間や場所によって不愉快に思えてしまうんですね・・。

未然に防ぐ方法

ドアの開閉音や足音など、生活音は気をつけていても無音になるのは難しいですよね。
では、なるべく騒音を感じないようにするポイントを紹介ていきます!

入居前に確認

お部屋探しの時にく「閑静な部屋」「角部屋」「最上階」という条件で探してみましょう。
鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の物件は、木造や鉄骨造のものと比べて防音性が高い構造になっています。建物の造りから確認しておくと、安心ですね。
内見の時にしっかりと確認しておきましょう。例えば、廊下を歩く音や階段を上り下りする音など、近辺住人の何気ない生活音
窓の構造や取り付けにも目を向けてみましょう。窓とサッシの間に隙間があれば、そこから音が漏れてしまうこともあります。

入居後

すでに入居している人でも、ちょっとした工夫で騒音トラブルを未然に防ぐポイントがあります。

家具の配置を工夫してみる
壁際に本棚などの背の高い家具を設置してみましょう。双方の生活音をある程度遮断することができ、壁から抜けてしまう音を家具が吸収してくれます。
床下への騒音を避けるために、フローリングの上にカーペットを敷いてみましょう。厚手のものにしたり、床との間に防音用マットを敷いたりすると、さらに効果的です!
室内ドアに防音テープを張ってみましょう。バタンッとなる音も少しは和らぎます。
窓からの防音対策もしてみましょう。防音シートを貼ったり、サッシとの隙間をテープで埋めたり、防音カーテンを取り付けてみるのもいいかと思います。

やっぱり、ご挨拶が大事
最初に近隣へあいさつしておくことはトラブルを避けるうえで重要なカギとなることもあります。お互いの顔がしっかりと見えていると、多少の生活音に対する不快感は和らぎます。
音が伝わりやすい上下階や両隣の人との関係は、普段から大事にしておきましょう。
また、子どもが生まれたり、新しくペットを飼ったりした場合には、改めてあいさつ回りをしておくのもいいですね。原因の見えない騒音よりも、はっきりと理由の分かる生活音であれば、お互いにスッキリするかもしれません。

それでも気になるときは

管理会社や不動産屋さんに相談してみましょう。当人同士の話し合いでは、なかなかスムーズに解決するには難しいかもしれません。市区町村の役所などでも生活相談を受けつけていますので、トラブルになりそうな気配がしたら相談してみるのも1つの手です。警察にいきなり通報すると、意図せずおおごとになってしまう可能性もあります。しかし暴力など明らかに度を超えている場合は、警察へ通報することをオススメします。管理会社と相談してから警察へ行くといいかと思います。

自分が加害者になっていた時は

自分では通常の生活音でも、他人には騒音になっているかもしれません。そんな場合は素直に謝罪し、お詫びに菓子折りを持っていくなど、人間関係の修復に努めましょう。

まとめ

騒音についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
暮らし方、働き方が人それぞれの違いにより、時間のズレ、感覚のズレがストレスに感じる社会となってきました。
一人一人がちょっと気をつけるだけで、解消されるかもしれない【音】のストレス。被害者にも加害者にもならないように暮らしの工夫をしてみてはいかがでしょうか。